前編では、最近特に経営者の方が心理療法を受けに来られる方が増えている理由と考えられることを3点目までご説明しました。
3点目をお話しします。
2点目とも関係しますが、これは2代目、3代目の経営者に多いパターンです。
これは先代経営者との関係がうまくいかなくて、うつ、メンタル不調に陥っているパターンです。
実はこういう状態に陥っている2代目、3代目経営者は非常に多いのですが、周りにメンタルのことがわかる相談相手がなかなかいないためにメンタルの問題だと気が付かないで悩んでいることが非常に多いのですね。
例えば、会社の業績が芳しくない、というのは、実は古参の社員たちとのコミュニケーションがうまくいかないというところからきていることが多いのですが、
これは実は、後継経営者が先代経営者とのコミュニケーションがうまくいっていないことから、古参社員が船内経営者側についてしまっているという問題なのです。
先代経営者というのは、お父さんです。
つまりこれは、父子の親子関係の問題なのですね。少し前、大塚家具の父娘の大バトル問題がメディアを賑わせましたが、あれと基本構造は同じです。
私は父の会社は継ぎませんでしたが、それだって自分と父の関係を解決するのはなかなか大変だったのに、後継経営者は父が上司で、かつ毎日顔を合わせるのです。
プライベートとビジネスの感情がないまぜになって、ごちゃごちゃになりやすいのですね。
これは父子問題を解決すれば、実は自分のうつ、メンタル不調も解決し、会社の古参社員との関係も良くなり、会社の業績もよくなっていくのです。
以上、3点をあげましたが、解決策はみな、相談しに来た経営者自身の「感受性」を変えることにあるのです。
強迫観念や過剰な責任感、そして父への複雑な感情は、みな、後継経営者自身ではコントロールできない感情に振り回されているからです。
これは後継経営者の脳内にある感情の発生装置である扁桃体が、過剰に敏感なために引き起こされるのです。ここを安定化させると、問題は解決してしまうのです。
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一時期起き上がれなくなっていたのが解決したのです。
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この記事を書いた人
![mr.yamamoto](http://cocololo.jp/wp-content/uploads/2016/06/mr.yamamoto-1.jpg)
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。