散歩しよう
以前にも書いたことがありますが、よりよい日常生活をおくるうえで私はよく散歩(マインドフルネスウォーキング)をおすすめしています。散歩は公園など自然が豊かなところをどこか目的を決めて歩くのではなくゆったりと今の季節を感じると良いとお伝えしています。自然の中を風の音、水の音、鳥の声、草木の香り、そして、自然の雰囲気を身体全体で感じ取りながらゆったりと今を感じながら歩くという事です。
マインドフルネスウォーキングは普段の思考することばかりに忙しい自分の頭を切り替えて、身体全体で感じ取るモードに切り替えてくれるいいスイッチになってくれることでしょう。
バランスを保つ
次にお話ししておきたいのが、バランスを保つという事です。ブッダも中道がいいと言っていますが、バランスを持って生活をするという事はとても大切な事になります。
私たち人間は思考する生き物です。思考する力はとても大切な要素です。しかし、現代人は思考することにばかりエネルギーを費やしすぎてしまい、今の自分自身の生きている感覚や生きている事はどういう言う事かを忘れがちになってしまっています。
マインドフルネスはその行き過ぎた思考するエネルギーを一度リセットしてくれるような働きがあります。
そして、今を生きる私達は思考する事、今を感じ生きるという事をバランスよく日常生活にとり入れることが大切な事でしょう。
どちらも、‘過ぎたるは猶及ばざるが如し’と古人も言っているように自分自身にとってバランスをとった日常生活、働く、学ぶ、遊ぶ、食べる、寝るすべて自分自身のバランスに即した生活スタイルがよいでしょう。
今回はこの辺りで失礼します。
お読みいただきありがとうございました。
googleやゴールドマン・サックスなどの一流企業が続々導入し、アメリカでは一般市民レベルで大きな飛躍を見せている「マインドフルネス」。
一過性のブームではなく、現代人老若男女問わず必要とされるものとして認知されています。
科学的にもその効果が証明されており、ますます今後広がっていくと考えられます。
ヨガプラスはマインドフルムーブメントにフォーカスしたクラスを行うヨガ専門スタジオです。
<ライター>
長谷川 洋介
医療法人和楽会 ヨーガ講師。東京マインドフルネスセンターにて指導。
法政大学卒業。2006年ヨーガを始める。「マインドフルネスは今を大切に生ききることです。そして、マインドフルネスは生活の中で実践していくことがとても重要です。センターではヨーガやメディテーション等を通じ今に意識を向け、いろいろな気づきを得る練習をします。マインドフルネスを皆さんと一緒に実践し心と体を調えていきましょう。」
(社)ヨーガ療法学会 ヨーガ講師養成講座修了
東洋鍼灸専門学校卒業
鍼灸師(国家資格)
あんまマッサージ指圧師(国家資格)
ジョン・カバットジン博士「MBSRワークショップ」修了
介護予防運動指導員
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