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健やかな心身は良質な油から

図4

「脂肪」。ドキッとしますよね。でも、脂質は三大栄養素の1つで、中性脂肪は大事なエネルギー源であり、私たちの細胞壁も性ホルモンも脂肪から作られます。アリゾナ大学のアンドルー・ワイル博士は、自然治癒力を発揮するホリスティックライフへの第一歩として、「まずは食卓のオイルを見直すこと」を提唱し、良い油(動物性の「脂」ではなくて)を積極的に摂ることを勧めています。

レモン香るオリーブオイル

そこで登場するのがオリーブオイル。単不飽和脂肪酸のオレイン酸が豊富で、融点が低く体内で酸化がおきにくく、悪玉コレステロールを調整するとも言われています。
そして、写真はイタリアのカラブリア産のレモンオリーブオイル。クリアで美しいですよね。有機のオリーブとレモンを3:1でブレンドして圧搾しており、爽やかなレモンの香りが楽しめます。この季節人気だそうですが、サラダはもちろんのこと、おひたしなどお醤油との相性がなかなか良く、汎用性も高いです。

図5

中世の舞曲で穏やかな気分に

カラブリア州を調べてみるとブーツの形をしたイタリアのつま先に位置し、そのお向かいにはシチリア島が。
そんなシチリアに因んだ曲、イタリアの作曲家レスピーギの「シチリアーナ」をご紹介しましょう。タイトルは中世後期シチリアを起源とした舞曲の形式で、6/8拍子のたゆたうような曲調が特徴です。また、このリズムは、をテーマにした曲(クラシックから唱歌まで)によく使われており、私たちが胎内で覚えた「ゆらぎ」に通じるものがあるとも思われます。
気温の変動に体調を崩している方も多いようです。中世にタイムトリップして、ゆったりと心を穏やかに整えてよい一週間をお過ごしください。
参考)
「シチリアーナ」レスピーギ作曲→こちら
音源)Midi Classic

文中のオリーブオイルのお店は、上野毛駅徒歩2分の「74cabotte(カボット)」さんです。

この記事を書いた人

Emi(音楽ハーブセラピスト)

+TONE(プラストーン)主宰。音楽療法と植物療法を組合せた「音楽ハーブ」によるストレスケアを世に広めるべく活動。企業マーケティング、ワークショップ、執筆を始め、尾山台サロンでは音楽セラピーや音楽カウンセラー講座を行っている。

http://plus-tone.com/

https://www.facebook.com/plustone.jp