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こんにちは、働く人の心の保健室のココロ先生です。
心の保健室は会社を訪問する出張保健室をしています、今日はサービス業の会社へ月一回の出張、心の保健室の日です、お昼休み稲垣支配人が保健室へやってきました。
稲垣支配人は有休取得することが難しいサービス業で、全員10連休を取得させるべく頑張っていらっしゃいます。

「稲垣支配人、10連休の取得状況はいかがですか?」
「年間スケジュールを調整して、なんとか全員取得できそうだよ。」
「素晴らしいですね!皆さん喜んでいたでしょう。」
「まあ、そうなんだが・・・」

10連休は希望日を出して、全員が取得できるように年間スケジュールを調整しました。もちろん稲垣部長も率先して10連休でリフレッシュしました。
どんな休暇だったのでしょうか。
女性スタッフは、語学勉強のためにミニ留学、資格取得の講座に参加、友人や家族との旅行などアクティブに過ごした人が多かったそうです。

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「いろんな体験談聴きました、皆さんとてもリフレッシュしていい顔していましたね」
「そうなんだよ、女性は元気いっぱいで戻ってきて体験談や休暇中に考えたことなんか話してくれて、とても嬉しかったんだ。それに対して男性達はそうでもなかったようで。
男性達に休暇中なにしていたか聞いてみると、何もしなかったが断トツ1位でした。休暇前日でも白紙状態で、ネットでどうしたらいいか相談した人もいたそうです。会社のことが気になってイライラしてしまったなんて人もいたとか。

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休暇中何か特別な事をして欲しかったわけではなく、サービス業に携わっている者として、視野を広めたり、顧客視線で休日の過ごし方を考えて欲しかったそうです。

「男性はワークワークが当たりまえ、休日に何をしたらいいのか分からず、ゲームや寝て過ごしますという事をよく聞きます。きっと10連休の計画を立てる間もなく突入し、何をしようかと考えているうちに終わってしまったのかもしれませんね。」
「そうだね、心と体の健康のためにもワークライフ社員になってほしいよ。彼らと休暇の過ごし方なんか話し合っていきたいね、ココロ先生、相談にきたらアドバイスよろしく!」

10連休取得は来年も続けるそうです。稲垣支配人素敵ですね、彼の10連休の過ごし方は別の機会に紹介します。

この記事を書いた人

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働く人の心の保健室 ココロ先生(産業カウンセラー)

社会の変動に伴って「職場」は多様化・変動化しています。イキイキ働ける職場を目指して、「COCOLOLO」を活用したカウンセラー、職場にマッチした効果的な研修を提供しています。