よく、このセラピーがうまくいかないことってありますか? というご質問を受けることがあるので、お答えします。
一言でいうと、「自分にも、直感がある!」と信じる、と決めきれていない人はなかなかうまくいきません。
脳内の感情の発電装置である扁桃体の過敏な感受性を安定させて、解決していくものです。
直感やイメージは誰にもあるのです。うつやメンタル不調の人は、ネガティブなイメージを脳の中で作り上げることはできるのですが、ポジティブなイメージを作ろうとすると、それはできない、自分には直感がない、と思ってしまうのです、誤解なのです。
私は、自分が恐怖心いっぱいだったころ、よく、真夜中に暗闇の中で目を開けると、だれか怖い人がじっとこちらを見ている、そんな映像が見えていました。
それとか、橋やビルなど高いところに上ると、なぜか突然、足元が壊れてしまい、自分は谷底に転落してしまうようなイメージに襲われ、とても怖かったのを覚えています。
いかがでしょうか? 悪いイメージを脳内にいっぱいに描いているのをお分かりでしょうか?
うつやメンタル不調になる人は、身体感覚が非常に敏感なため、そのことで脳内に非常にネガティブな映像イメージを作るようになっているのです。
そして扁桃体は、そのネガティブな映像イメージに反応して、不安や恐怖などの感情を発生させる。こんなふうに脳内ではなっているのです。
ネガティブな映像イメージを脳内では、ものすごくたくさん再生しているのですから、直感やイメージ力はものすごく豊かに持っているのです。
ただ、ネガティブな直感、イメージを使いすぎてきたので、その恐怖感情を感じしてしまうと、怖すぎるので感情やイメージ、直感を感じないようにセーブしている人が多いのも確かです。
だからあとは、よしプラス方向に使うことができる、と自分も信じてみようと決めるだけなのです。
こういうふうに決められるとうまくいき、うつ、メンタル不調は解決します。
しかし、どこまでも疑う人がいるのです。
いや、そんなこと言ったって自分には、イメージなどあるはずがないとか。
セッションをやって、直感やイメージを出しているのに、そしてそのイメージを出すことで、心理テストの得点が改善しているのに、または自分の心が楽になっているのに、「いや、さっきのイメージは本当ではない」などと言う人は、うつ、メンタル不調はなかなか改善しません。
「信じよう」と決めきれていないのです。なにか新しいことをやろうとするとき、よし、これでやってみるか、と人は皆、決めると思います。そういう事と同じではないかと思います。
やりながら疑う。こんなもったいないことはありません。
今、信じられなくても、自分にはプラスの直感やイメージがある、と信じようと決める。
このことが、うつ、メンタル不調を解決していくのです。
だって、本当に、誰にでも直感やイメージってあるのですよ。いくらあなたが否定しようとしても、それは無理です(笑)
直感やイメージがあるからこそ、あなたはうつやメンタル不調になったのですから。
イメージを活用した心理療法を実践して、某上場企業では、初回うつ休職者の再休職率が3年半0%という結果に貢献したのです。そしてこの企業の産業医は論文発表しています。
扁桃体を鎮静化して、うつやメンタルヘルス不調を約15時間前後で解決する事例をたくさん出している脳科学メンタルセラピーセッションで、最後までしっかり解決していきたいと本気で思われた方はまずは体験セッションをどうぞ。
■プロセラピストによる直接対面体験セッション開催!
扁桃体を安定させれば解決する、を実感すれば、うつ、メンタル不調など、すぐに消失することが実感としてあなたにもわかるでしょう。プロセラピストによる直接対面体験セッションを体験してみませんか? 圧倒的な効果を体験できるでしょう。
詳細は以下をどうぞ。
★プロセラピストによる直接対面体験セッションは⇒こちら
★プロセラピストによるTELor スカイプでの体験セッションは⇒こちら
************************************************************
■私のメンタル本がこのたび重版になりました。
「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」 出版社・秀和システム
うつ状態に陥っていた私が復活できたセルフセラピー法をシンプルにして、皆さんでもできるテクニックを解説している本です。関心ある方はどうぞ。
この記事を書いた人
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。