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2000キロカロリー!

これは一般的なおせち料理2人前のカロリーです。
これは成人の1日の必要摂取カロリー(1800~2200キロカロリー)に匹敵する数値です。

いきなり冒頭からカロリーのお話になってしまい、もう聞き飽きたという方もおられると思います。
しかし、正月太りを知るために、カロリーの話は切っても切れない関係にあるのです。

この記事をお読みの方は、少なからず、自身の健康・体型管理にご興味のある方だと思います。
中には、日頃からカロリー計算をしながら食事をした経験や、自分のしている運動が
何キロカロリーになるかということを意識されている方もいるのではないでしょうか。

すでにカロリー計算をしっかりできている!!
カロリーについての知識は完璧だ!!
という方は、この先の文章は斜め読みでも良いかもしれません(笑)

しかし、なんとなく、カロリー計算をしているけど…という方は、
この先の文章をしっかりと読んでいただき、
来年こそ、年末年始で体型が激変する悪夢という初夢を見ないようにしましょう!

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そもそもカロリーとは?

カロリーは熱量のことです。
満員電車の中がもわっとするのは、電車の中にいる人、一人一人が熱を放出しているからです。
つまり、熱を必要とする環境(例えば体を温める必要のある冬)では、
人はたくさんの熱量=カロリーを消費をするのです。

ここで一つ疑問に思いませんか?
「正月は冬なのになんで,太りやすいの?」と。

確かに、生理学的に考えれば、熱をたくさん必要とする冬は消費カロリーが多くなります。
しかし、現代の我々の生活はどうでしょうか?
自身の熱量を使わずともに暖まることのできる環境に身を置いていませんか?
また、そうした環境に身を置くと、寒くて外に出るのが嫌になりませんか?
これが冬に消費カロリーが落ちる一番の原因です。

 

摂取カロリー

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冒頭で登場した2000キロカロリー!
これは摂取カロリーです。

正月料理は、もともと「正月三が日は家事を休む・水仕事を避ける」などの目的から
料理が日保ちするように、砂糖・塩・酢などが多く使われています。
この点からみると、料理自体のカロリー数も日頃の料理に比べて高いといえます。
つまり、日頃の食事の感覚で正月料理を食べてしまうと
結果的に摂取カロリーが多くなってしまうことにもなります。

この摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、
「蓄える=太る」ということになります。

例えば30代の方の生活の運動量の違いで
以下のような必要摂取カロリーの違いが出てきます。

1日のほとんどを座って生活した場合:2295キロカロリー
1日のほとんどを座って過ごすが、通勤・買い物・家事・軽い運動のいずれかを含む場合:2676キロカロリー
立ちながらの仕事、移動の多い仕事やスポーツなどの活発な運動習慣がある場合:3060キロカロリー

このように,ほとんど動かない場合と活発的に動いた場合では
約800キロカロリーの差があります。

日頃は仕事などで活発的に動いている方も、お休みに入るお正月は運動量が落ちるもの。
しかし、食べる量は、日頃食べている量と変わらない。
なおかつ、日頃食べているものよりカロリーが多いものを食べる。
こうなると、私たちの体は正直なもので「正月太り」という形で体型として現れます。

続きは後編で。

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