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よくスポーツの世界では、コントロールできないことは手放し、コントロールできることに集中するという考え方があると思います。

以前、プロメンタルトレーナーの本を読んだときに、ヤンキースの田中投手のフォアボールを出したときのこんなエピソードを読んだことがあります。

「フォアボールを出してしまったことはもうコントロールできない。今、コントロールできることは今の打者に、どんな球を投げるかだ。よってこちらに意識を切り替える」

こんな切り替えができるからこそ、ミスを引きずらない。だから彼はブルドッグメンタルと呼ばれているのだ、と。

また、イチロー選手にも同じような発想がありますよね。たしか過去のインタビューでこんなことを言ってました。

今年は首位打者をとれますか? という質問に対して、こんな風に回答しています(私の記憶では)。

「取れるか取れないかという質問は、自分にとってコントロールでできないので回答しない。自分より調子のよい選手が出てくることは自分にはコントロールできない」

彼は確か、2打席に1本ヒットを受けるように自分のバッティング技術を向上させることはコントロールできるとして、意識をこちらに向けているというようなことを言っていた記憶があります。

こんな目標でいれば、さすがに打率5割は無理でも、2.5打席に1本のヒットは打てるかもしれないですね。

うつ、メンタル不調の方、またはプロスポーツ選手でメンタルの弱い方に、共通しているのは、コントロールできないことに意識が向き、ここから脱却できない、ということです。

その一つが、周りの目が気になる、ということです。つまり、周りの評価が気になるということ。私が3年前に指導したプロ野球ピッチャーも当時は非常にそうでした。

しかし、この選手はそこから脱却し2017年のシーズンは大活躍しています。

周りの人が自分を評価するかどうかは、周りの人が決めることで自分にはコントロールできないことです。それなのに、そこに意識が向かってしまうから、緊張するし、不安になるのです。

私は自分が、かつて人がすごく怖かった時期があるので、よくわかります。

たぶん、うつ、メンタル不調、メンタルの弱いプロスポーツ選手は、このことは頭では十分にわかっていることと思います。

すでにカウンセラーや医師や、またはプロスポーツ選手であれば、プロのメンタルトレーナーが付いていれば、こういうことは教えてもらっていることが多いからです。

しかし、頭ではわかっているのに、それができない。それはなぜか。

不安や恐怖などの感情を発生させている扁桃体は、意志の力ではコントロールできないからです。

だから、扁桃体の感受性が非常に敏感な人だと、職場で周りの人の目が気になるという、うつ、メンタル不調の方は、気にするな、気にするな、と自分に言い聞かせてもできないし、フォアボール出したプロピッチャーは、気にするな、と言い聞かせてもなかなかできないのです。

扁桃体をコントロールする技術というものが、まだ知られていないのですね。だからなかなかコントロールできないのです。

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この記事を書いた人

mr.yamamoto
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)

顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。

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