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こんにちは、ココロの保健室のココロ先生です。

8月から9月は夏から秋への季節の変わり目で、自律神経のバランスも崩れやすくなっているようです。ココロの保健室にも「なんとなく気分が晴れない、やる気がでない、カラダがだるい」といった相談が増えます、皆さんは体調の変化はないでしょうか?

9月10日~16日は自殺予防週間です。
9月10日の世界自殺予防デーに因んで、毎年、9月10日からの一週間を自殺予防週間として設定し、国、地方公共団体が連携して、幅広い国民の参加による啓発活動を強力に推進することとされています。

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期間中は自殺や精神疾患についての正しい知識を普及啓発し、これらに対する偏見をなくしていくとともに、命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対応方法等について国民の理解の促進を図ることを目的としています。

内閣府の調査によると、自殺者数は毎年減っていますが5人に一人「これまでに本気で自殺を考えたことがある。」と回答しています。9月1日は18歳以下の自殺者数が1年で一番多いと報道がありましたね。

「ゲートキーパー」をご存じでしょうか?
自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。

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「部下から死んでしまいたいといった相談をうけると、どう答えたらいいか分からない。」
コミュニケーション研修やラインケア研修にゲートキーパー研修を取り入れることをお勧めします。相談できる場所と、対応できる知識とスキルを身に着けてしっかり支援できる対応を整えましょう。
また、日常の中で自殺のサインを見逃さないように「夏バテしていない?」など気のない人に声かけしていきましょう。

この記事を書いた人

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働く人の心の保健室 ココロ先生(産業カウンセラー)

社会の変動に伴って「職場」は多様化・変動化しています。イキイキ働ける職場を目指して、「COCOLOLO」を活用したカウンセラー、職場にマッチした効果的な研修を提供しています。