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人は「寝だめ・食いだめ」はできないと言われますが、一週間一生懸命に働いて疲れ切ってしまうと、週末は一日寝て終わってしまう…なんてことありませんか。
睡眠は体の疲れを取るための重要な役目を担っていますが、寝れば寝るほど疲れが取れ、健康になっていくわけではありません。
実は寝過ぎは体に悪影響を及ぼすこともあり、髪の健康にも影響することがあるのです。

寝すぎは髪に良くないのか

何事も過ぎたるは及ばざるが如しといいますが、寝すぎもやはり良くありません。
最近のアメリカの研究では平均よりも多く睡眠をとっている人は、睡眠不足の人と同じくらい心筋梗塞などの重大疾病のリスクを負っているという結果が出ています。
心筋梗塞は血管内に付着物が堆積し、血液の流れを滞らせて発症する病気です。
脳で起これば脳梗塞となりますが、つまりは血管に異常をきたす確率が高まるということです。
頭皮の毛細血管は詰まったとしても命までは奪われませんが、血液の循環が悪くなれば当然育毛力も落ちてしまいます。
視点を変えるとなぜ長時間寝てしまうのかという問題もあります。
睡眠の質が悪く、長時間寝ないと疲れが取れないのであれば、その原因を考えないといけないかもしれません。
そうしないといつまでたっても根本原因が改善されず、今度は自律神経系がやられてさらに眠りの質が悪くなるという悪循環に陥る危険があります。
自律神経にトラブルが起きると血管の収縮が起き、頭皮で血行不良が起きやすくなり毛根の力が弱ってしまいます。

髪のために最適な睡眠時間

最適な睡眠時間は当然個人差はありますが、おおむね6時間から8時間前後と言われています。
通常の生活をしている限りは、この程度の時間しっかり睡眠を取れば体力が回復し、翌日の活動に支障が出ることはありません。
ただし、例えば会社のプロジェクトなどで平日の疲れがたまってしまうこともあるでしょう。
その疲労を回復するために、週末はいつもより長く寝てしまうことは誰にでもあります。
これは長時間睡眠が習慣になっているわけではなく、体が体力の回復の為に必然的に取る行動です。
こういった体が疲れていて、その回復のための睡眠であれば無理にこれを妨げる必要はありません。
長時間労働が日常的になることは好ましくありませんが、これはまた別の問題として、注意が必要なのは日常的に長く寝てしまう、睡眠の質が悪く浅い眠りのために中途覚醒が起きやすいなどの自覚がある場合です。
自覚がある人は生活習慣が乱れていないか、適度な運動をしているかなど日常生活を見直してみる必要があるかもしれません。

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