紅茶とコーヒーのカフェイン量はどちらが多いかご存じですか?
「実は紅茶の方がコーヒーよりカフェインの含有量が多い」と記載されているものもあります。確かに紅茶の方がコーヒーより多いのですが、一杯のカフェイン量とは違っています。
一般にいわれるカフェイン含有量はコーヒー豆と茶葉の重さに対するもので、一杯分のカフェイン含有量を指すものとは違っています。カップ1杯飲料150mgに含まれるカフェイン量の目安として、レギュラーコーヒーには約100〜150mg、紅茶は約50〜80mg、ウーロン茶は約30mgとなっています。
抽出方法によって多少の差はありますが、カップ一杯分のカフェイン量は紅茶よりもコーヒーの方が2倍くらい含まれていることになりますね。
カフェインの主な作用は覚醒作用・利尿作用、眠気を防いで「もうひと仕事!」といった時は気分転換してリフレッシュできます。でも取り過ぎて夜眠れない・・・なんてことにならないように注意しましょう。
カフェインの含有量については意外と間違えやすいので、覚えておいてその場に適した楽しみ方をしてください。
最近では妊婦の方や体調を気にされる方(心・脳疾患)などが多い為ので、カフェインレスのものが非常に注目を集めています。
麦茶・黒豆茶・杜仲茶・ルイボス・タンポポコーヒーなどカフェインゼロの飲み物とうまく組み合わせると、気分転換にもなっておススメです。
ペットボトルの飲料にもカフェインは含まれています。気温が上がってくると手軽に飲むことが多くなりますが、取り過ぎには注意しましょう。
この記事を書いた人
働く人の心の保健室 ココロ先生(産業カウンセラー)
社会の変動に伴って「職場」は多様化・変動化しています。イキイキ働ける職場を目指して、「COCOLOLO」を活用したカウンセラー、職場にマッチした効果的な研修を提供しています。