うつ、メンタル不調は、いつのころからか「病気」だという、専門家が増えてきて多くの人もそう思うようになってきたように思います。
私はそうは思っていません。本来は、自分自身の過敏すぎる感受性がつくりだしてきた問題で、心の課題が作り出してきたものだと思っています。
でも今回は「病気だ」と言う前提で書いてみましょう。
で、病気と言うのは2種類あることをご存知でしょうか。
それは、「かかる病気」と「自ら作りだす病気」です。
かかる病気とは、強烈なウィルスか何かにかかってかかる病気です。伝染病とか、わかると思います。
もうひとつは、そういうものに感染しているわけではないのに、なる病気です。これは、自分自身のストレスによって、自分自身が作り出す病気です。
最近は、こういうものが多いのです。たとえば、メタボなどはなぜ、なるのでしょう。
私の経験では、私もあるとき急激に10キロ以上太ったことがありますが、あきらかにその時は自分自身の生活全般で、強いストレスがありました。
忙しすぎる仕事のおかげで、なんかわからないけど毎日が苦しい、と言う感覚。
で、たくさんお酒を飲んだり食べたりする。
で、急激に肥ったのです。
それで、健康診断に引っかかる。私は糖尿病とか、そこまで行ったわけではありませんが、あきらかにストレスですよね。
それとか、ある日突然声が出なくなるとか。
私の知り合いのセラピストは、心因性視覚障害の専門家でした。特に何かのウィルスによって引き起こされているわけではないのに、視野が狭くなってくるとしたら、ストレスが原因です。
私の知人は、ストレスを解決することでこの問題を解決支援をしていました。
では、うつ、メンタル不調はどうでしょう?
続きは後編で!
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この記事を書いた人
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。