Pocket
LINEで送る

IT企業にお勤めの30代男性Sさんの最近の悩みは、順調に増えている体重です。

毎日残業で帰宅は深夜、高カロリーなコンビニ弁当やお茶づけを深夜に食べるといった生活が続いています。また、神経が高ぶって眠れない日にはお酒飲んでしまいがち・・・

こんな生活では太り気味になってしまいます。

Sさんはまだ30代になったばかりですが、このライフスタイルを続けているとメタボや生活習慣病になる可能性が高く心配です。睡眠時間は5時間未満、朝は前日の疲れが残っています。

メンタルヘルス研修で睡眠時を訊くと、5時間未満は20代・30代男性に多く、休日は日頃の疲れを取るために、寝ているそうです。

眠るためにお酒の量が増えると、途中で何度も目が覚めたり、朝早く起きてしまうなど、睡眠の質が低下して、疲れはとれません。

こういった仕事一辺倒の生活を続けていると、人間関係も希薄になり、悩みを相談できる相手も少なくなってきます。そのような時に、仕事でちょっとしたミスや失敗をすると、一気に心と身体のバランスが崩れかねません。

忙しい日常ではスポーツジムに通うことは難しい場合が多いので、生活の中で体を動かす工夫をしましょう。私の元上司は仕事中10分ほどフッと席を立つことがあり、どんなにイライラしていても戻ってくると平常心に戻っていました、

不思議に思い

 

「部長、いつもどちらにいかれているのですか?」

 

「僕はイライラしたり、煮詰まってくると会社の階段を2〜3往復するんだよ、これでスッキリ、気持ちが落ち着くんだ。」

 

スリムでいつも冷静な部長の秘密は「少しづつ運動」でリフレッシュでした。

 

pic02

 

電車で座らない、階段を使う、1~2駅は歩くなど、自分のできそうな事を毎日続けることが大切です。出来ない日があってもかまいません、Sさんにも実行してもらうことにしました。結果が楽しみです。

一人暮らしでは栄養のバランスがなかなかとりにくいです。まずはおやつ改善からしてみましょう。Sさんにはデスクにキープしているチョコレートをドライフルーツやナッツに変更してもらいました。しっかり噛みごたえのあるものが良いですね。

お酒に頼っていた睡眠は、入浴法とアロマで解決。40度くらいのお湯に15分くらい浸かりましょう。

眠る前にはスマホやテレビは見ないで、アロマや自分の好きな音楽でリラックス、眠る環境を整えましょう。

この記事を書いた人

name
働く人の心の保健室 ココロ先生(産業カウンセラー)

社会の変動に伴って「職場」は多様化・変動化しています。イキイキ働ける職場を目指して、「COCOLOLO」を活用したカウンセラー、職場にマッチした効果的な研修を提供しています。