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図1

自律神経が不安定な梅雨

沖縄が梅雨に入り、これから徐々に梅雨が本格化してきますね。
このシーズン、日中と朝夕の気温差が激しかったり、夏日があったかと思えばガクンと気温が下がる日があったり・・・・・・気温や気圧の変化が大きいことがわかります。
私たちの自律神経は外界に適応するようバランスをとっていますが、こうした気温や気圧といった変化が大きすぎると、調整機能が狂いがちです。外は爽やかな晴天なのになんだか頭が痛いな~と思ったら翌日から雨が降って・・・などという経験があるかもしれません。これは低気圧の接近で血管が拡張して副交感神経が優位になるという生体防御反応の一例です。
頭痛や体の重ダルは気分にも影響を与え、何が原因というわけでもなく憂鬱で落ち込んだような気分=メランコリー状態に陥ることも。メディカルハーブと音楽で今の自分に寄り添ってみましょう。

メランコリーに寄り添うメリッサのハーブウォーター

日差しの強さと適度な雨で、ふとみると鉢植えのハーブの成長は勢いを増しています。そこで、何げなく作ってこの季節にピッタリ!と思ったのがレモンバーム(メリッサ)ミントのハーブウォーター。摘んで洗ってミネラルウオーターにつけるだけ。
レモンバーム(メリッサ)は中世の時代より神経過敏による不眠や興奮時に用いられ、自律神経失調症や不定愁訴にも良いとされています。特徴でもあるレモン様の香りですが、芳香の元である精油成分はドライハーブでは残りにくいため、香りを楽しむならフレッシュハーブがオススメです。また、ペパーミントはご存じの通り、スッとした香りで、胃の不快感や頭痛を和らげます。そもそも、ハーブ全般に抗菌作用もありますから、添加物ゼロにして気温が高くなる季節に安心して飲めるお水となります。内臓を冷やさないためにも、できれば常温で飲みましょう。葉っぱの青臭さが気になるようであれば、レモンのスライスを入れたり、炭酸水で作るとよりおいしくいだけます。

図2

漂うような音に身を任せて

気分が塞がってしまったときは、ゆったりしたテンポでまったりと心に寄り添ってくれるような曲を選びます。
そこで今回の1曲はドビュッシーのアラベスクで。標題の語源はアラビア風の模様ということですが、美しく絡み合った流れるようなメロディで、水の中を漂っている感じがします。
今一つ本調子ではないときときは、音楽やハーブを活用して、少しペースを落としてみましょう。

アラベスク Debussy⇒こちら
(音源;You tubeより)

この記事を書いた人

殿村江美

ハーバルセラピスト、ヒーリング音楽カウンセラー、+TONE(プラストーン)主宰。音楽・植物療法を用いた「五感を開いたストレスケア」を世に広めるべく活動中。企業マーケティング、ワークショップ、執筆を始め、尾山台サロンでは音楽セラピーや音楽カウンセラー講座を行っています。

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https://www.facebook.com/plustone.jp